江丹別は酪農・畜産地帯です。
その牛たちの食料となるもののメインが牧草です。
牧草の育て方、収穫期で栄養価が変わり、ひいては牛の品質に影響を与える重要なものです。
牧草を育て、刈り入れする作業は大型農業機械によって行われています。
大型機械好きに人たちには、その作業は、飽きの来ない景観です。
以下に一連の作業を写真とともに説明していきます。
※撮影に協力いただきました、地域の方々ありがとうございました。
1 刈り取り前
牧草が伸びています。今年は天候の関係上、収穫が遅れたそうです。
2 刈り取り作業
牧草は、草刈機(モア)により、刈り払われていきます。
一面の牧草が全て刈り払われました。
3 乾燥
刈られた牧草は、テッダーという牧草の反転機で、十分に乾燥するまで、反転が繰り返されます。
4 ロール
乾燥されたら、集草機(レーキ)で、ロールしやすいように、列に集めます。
ロールしやすいように集められた牧草は、ロールベーラーで、にわとりが卵を産むように、ロールを作り出していきます。
5 運搬
ロールされた牧草が、フロントローダーで並べられていきます。
牧草はフロントローダーでトレーラーに積まれ、酪農家・畜産家へ運ばれていきます。
6 ラップ
牧草地にはロールされた牧草がラップ(白いものが多いようです)された状態で置かれているものもあります。
ロール状の牧草を、ラッパーでラッピングします。あっという間にラッピングされた牧草ロールができあがります。