江丹別市民交流センターから南方向に目を向ければ、そば畑の向こうに、オンコ(イチイ)の並木を見ることができます。
学名ではイチイと呼ばれますが、北海道ではオンコと呼ばれることもあり、また別名としてはアララギとも呼ばれます。
この並木は、江丹別町出身の北澤治氏が、郷土を深く想い、平成8年度から樹齢数百年の巨木を江丹別の国有林から払下げを受け、自らの病をおして山に分け入り、搬出・植栽をして旭川市に寄贈されたものです。
鹿等動物の被害や強風の影響等を受けている木もありますが、樹木医の診断を受け、必要に応じた剪定等を行い、維持管理に努めています。
並木の道は舗装されており、その道はそば畑の周囲を、江丹別市民交流センターまで続いており、癒しの散策路となっています。